【前篇】バウビオロギーの測定後のお客様からの声!

© motorradcbr/Fotolia.com
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ドイツは夏休暇の真っ盛りです。

ドイツ人にとって、仕事 (Arbeit) は休暇 (Urlaub) のためにあるといっても過言では

ありません。

長い休暇をとって、バカンスにでかける人も多いので、さすがに測定の依頼も通常より

少なく、私も夏休みにしました。

気分的には、上半期を終えた心境ですので、ここでお仕事の簡単なまとめをしてみるのも

いいかなと思いました。

特にインパクトのあった測定を、抜粋して振り返ってみます。【前篇】

 

・ヴィースバーデン在住のドイツ人の女性宅(ご自宅)

 ご職業:舞台の音響設計

 

 ご職業柄、電磁波の知識やその健康への影響についてはよくご存知でした。

 また、ご自身の感性が非常に鋭く、的確にご自宅の状況を体感的に把握しており、

 測定場所の指示やご自身の体への影響を具体的にお話しして頂きました。

 それ程、感性が鋭い方は、逆に電磁波や地場からのストレスの影響をかなり

 うけやすく、測定のみならず、少しでも状況の改善を望んでいらっしゃいました。

 

 測定中、特に目を疑うほど、びっくりした点は、非常に高い身体電圧の値です。

 なんと12,543mVもあり、今までみた最高値(6,155mV)の約2倍でした。。。

 先週のブログ記事でお伝えしたとおり、私達の細胞の必須システムである

 膜電位は約100mVの間の電位差を用いて、運用されています。

 その約120倍にもあたる電位差がずーっと身体にのしかかっている状態です。

 やはりといっては失礼ですが、ご自宅に帰るたびに、慢性的な頭痛、手足のダルさと

 軽いシビレ、めまいなどが激しく、自宅で行うべきレポート作成、執筆活動が

 ままならない状況でした。

 

 早速、お休みになられているベッドの測定からスタートしました。

 以下が3Dグラフィック化された測定結果です。

 すぐ見てわかるように、測定値の高低を色分けしてあります。

 測定値の低い順から、緑⇒黄⇒赤⇒ピンク⇒紫になります。

 この測定が素晴らしい点は、3D(3次元、空間的)で電磁波の測定が可能な点です。

 すなわち、お部屋のどこに電磁波の発生源があり、測定場所(例えばベッド)に

 どれだけ影響をあたえているのかが、一目瞭然に把握できます。

 

ベットでの交流電場(低周波)の測定結果
ベットでの交流電場(低周波)の測定結果

 

 結論からいうと、お客様の寝ているベットは非常に高い交流電場の巣になっていました。

 交流電場とは、電磁波の一部で、家庭内の配線(50/60Hz)などに代表される場です。

 少し見づらいかもしれませんが、測定結果の上の段の一番右の値が大変高いことが

 みてとれます。

 

 これだけ測定値が高いケースは、今までに経験ありませんでした。

 もちろん、ベットが交流電場が伝播してしまうメタル製であったり、延長コードが

 伸びていたりなどといった要因はありましたが、これだけの測定値にはなかなか

 繋がりません。

 このような場合は、例えば就寝場所(例えばベット)の環境改善のみならず、

 寝室や家といったお住まい全体の環境改善が必要となる場合があります。

 

 まずは、就寝場所の環境改善からです。

 測定だけではなく、部材を使ったり施工したりしないで済む場合は、改善や対策も

 その場でしてしまうのが私の流儀です。もちろん、その場合、追加費用は一切、

 発生しません。

 

 このお客様の場合も、まずは部材の使用や施工をせずに、改善や対策をした結果、

 身体電圧を12,543mVから5,493mVと約60%の値を改善することができました。

 但し、未だに5,493mVという値はバウビオロギー測定技術士としては、高すぎる値

 であり、私としては、健康の為にもより抜本的な対策をお勧めしましたが、まずは

 様子を見てみたいとのことで、その日は終了し、帰ってきました。

 

 約一週間後、お客様からお電話いただき、体調が少しよくなり特に手足のシビレが

 とれて、むくみがおさまったが、未だに慢性的な頭痛やめまいは続くとの報告があり、

 ぜひ、より抜本的な対策もお願いしたいとのことで、再度、お伺いしました。

 

 ベットをアースしたり、電磁波を消失させるような施工を実施し、かつ寝室の

 壁や天井にも施工をおこないました。その結果、5,493mVから235mVまで

 身体電圧の値が低減し、何とか通常のよくある値まで戻すことができました。

 

 しかし、問題は、対策済の寝室では比較的低い身体電圧が、未対策の

 書斎やリビングにいるとすぐに、7,000mV~8,000mVと高どまりしてしまう点でした。

 実は、私が当初、想定していた通り、このお客様のお住まいの電磁波の

 発生源がお部屋にある身近な家電製品や寝室のお部屋の配線環境といった個人レベルで

 対策可能な環境ではなかったという点です。

 

 つまり、端的にいうと、建物自体が何らかの理由により、電磁波からのストレスに

 非常に弱く、このお客様のみならず、ほぼ全員のお住まいの方々が

 何らかの慢性的な体調不良や心臓発作のような突然死を迎えられていたのです。

 実は、このお客様のお部屋は、以前、お客様のお母様がお住まいになられており、

 長年の体調不良のすえ、5年前から精神病で精神病棟に入院されていらっしゃいました。

 お客様の向いのお部屋のご主人は、40代という若さで心臓発作で

 お亡くなりになられています。奥様は、リウマチを患っていらっしゃいます。

 

 このように、電磁波や地場からのストレスからの健康への影響は、

 それが私達の五感(視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚)では極めて自覚しにくく、

 また、長年にわたりその影響を受け続けているので、自己免疫能力や代謝能力などを

 弱め、あらゆる病気や最悪の場合、突然死になる下地を作ってしまいます。

 

 このお客様は私のレポートを基に、弁護士を通して、大家に部屋を退去する権利

 を認めてもらうべく、現在、係争中です。ちなみに私のレポートは、本係争に

 おいては、健康に影響を与える信頼のある物的証拠として認められているそうです。

 

私達バウビオロギー測定技術士は、電磁波や地場からのストレスといった

見えない危険因子を見えるようにし、それを低減することで、お客様の健康を

守ります。測定は最初の一歩です。まずは、無料でご相談を承りますので、お気軽に

連絡下さい。