水について

左)プラトンによる水  中)五大を基にした五輪塔  右)五行の相関図


水は私達にとってなくてはならない基本的な物質です。

古代ギリシアでは万物の根源アルケーとされ、水、空気、土、火は元素(万物の根源をなす不可欠の要素)として、四元素の一要素とされてきました。

古代インドでも、地、水、火、風 に空を加えた五大思想の一要素とされ、

中国でも、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成る五行の一要素とされています。


私達だけでなく、生物そのものの約70%は水であり、代謝などに代表される生命維持活動に

必要な化学反応の基となっています。水はあらゆるものの媒体として必要不可欠であり、

食物はとらなくても、水を日々、定期的に摂取しなければ、私達は生きていけません。


さて、水はどのようにして存在するのでしょうか。

それは先週、ブログで取り上げた酸とアルカリのバランスに深く関係があります。


ここで皆様に問題です。中学の理科で習う内容で、中和という化学反応があります。

代表的な例に水酸化ナトリウム(NaOH)と塩酸(HCl)は中和しますが、

その際、生成される物質は何でしょうか?

化学反応式はNaOH + HCl ⇒ NaCl + H2Oとなります。


答えはNaCl(塩、塩化ナトリウム)とH2O(水)ですね。

つまり、アルカリ(例:水酸化ナトリウム)と酸(例:塩酸)が混じる(中和)と

水と塩が生成されます。

このように、私達は必要不可欠な物質(水、塩)を、アルカリと酸の反応が細胞や体内で

正常に作用することで、利用できています。(中和時に発生する熱も大事です。)

水と塩は食塩水⇒海水のように、全ての生命の体内、もしくは体外にあり、育む源です。


他にも、通常の水では通電性を持ちますが、純粋な水(超純水)では電流を通さず、

ほぼ絶縁します。同じように塩も、溶解するまでは絶縁体です。


私達、バウビオロギー測定技術士はお住まいを測定しますが、電磁波や地場の測定を

行うことは、すなわち、お住まいの全ての障害と取り組むことになる場合があります。

それは、場合によっては、いわゆる「お祓い」に至ることもあります。

その際、古来から日本で用いられてきたように、一般的な簡易なやり方として

盛り塩と純度の高い水(場合によってはアルコールの強いお酒)を用います。

絶縁体を用いた、いわゆる「縁切り」はお祓いの際には、効果があるように思います。

(例:教会の聖水など)


質のよい水を私達の取り巻く環境で用いることは、大変重要です。

なぜなら、水は性質が媒体、すなわち中性であるがゆえに、私達に良い影響をあたえる場合と、悪い影響をあたえてしまう場合があるからです。

昔から、不浄なものは澱んだ流れのない水場に現れ、流れのある清流などには現れません。

また、媒体であることは、性質的にどっちつかずではなく、むしろ、すべてを包括しています。すなわち、よい水は我々の世界のあるべき情報を記憶し、伝えていきます。

質のよい飲用水をとることは、直に体内にとりこむので、なおさら重要な点はおわかりいただけると思います。


実は、2008年より定期的にドイツ中部のノルデナウという村に通い、奇跡としかいいようのない水を持ち帰り、特性などを物理医学を用いて調べています。

今週金曜日(2014年9月19日)にも、ノルデナウ近郊でバウビオロギーの測定を行い、

水を持ち帰ります。今まで特にお譲りする機会もなかったのですが、興味のある方はお譲りしますので、事前にご連絡下さい。